増刊号 染色画像を比べて学ぶ 体腔液アトラス
6章 CAPD
CAPDの概要と通常みられる細胞
保科 ひづる
1
1諏訪中央病院 技術部検査科
キーワード:
リンパ球
,
反応性中皮細胞
Keyword:
リンパ球
,
反応性中皮細胞
pp.1144-1145
発行日 2019年9月15日
Published Date 2019/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207758
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●CAPD
CAPD(continuous ambulatory peritoneal dialysis)とは腹腔内に腹膜灌流カテーテルを介して透析液を注入し,一定時間貯留させる間に腹膜を通して血液中の老廃物や余分な水分を除去する透析法である.透析液は1日に4回程度交換し,24時間連続して行われる.特徴として体液や血圧の変動が少ないため,体の負担が軽いこと,食事制限が緩和されること,透析を開始してからも腎機能が保持されること,時間的拘束が少ないことが挙げられる.
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