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あとがき
伊瀬 恵子
pp.1346
発行日 2009年10月1日
Published Date 2009/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102668
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わが国においても,新型インフルエンザが大流行して死者も出てしまいました.9月が流行のピークといわれていますが,本誌がお手元に届くころには少し収束しているでしょうか? われわれの病院でも職員はマスクに手洗いを徹底しています.「医療関係者や子ども,高齢者には優先的に新型インフルエンザのワクチン接種を」といわれていますが政権が代わりどうなることでしょうか? 季節性インフルエンザの流行時期に重なったら大変です.読者の皆様どうぞご自愛ください.
今月号の“技術講座”は,ホルモンの測定シリーズの第7回として「カルチトニン,副甲状腺ホルモン」を取り上げております.また,新シリーズ“穿刺細胞診の手技と読み方”が始まりました.尿沈渣検査における細胞は,非侵襲性に取れますが,通常ははく離細胞であるために変性がつきものです.一方,穿刺吸引された細胞は腫瘍細胞を生きたまま的確に採取できるため診断意義が高いと言えます.今後の内容が楽しみです.
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