技術解説
カルシウム電極による混合溶液Ca++イオン活量の測定(グラフ参照)
奥田 稔
1
1順大臨床病理
pp.842-847
発行日 1969年10月15日
Published Date 1969/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906544
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はじめに
最近イオン活量の電位的測定法が著しく進歩してきた.すなわち従来より広く用いられているpHガラス電極のほかにNa+,K+Ag+,F—およびCl—などのイオン活量の電位的測定が報告されている14,15,16).そこで今回はすでに実用の域に達しているCa電極1,3,4,5,6,7)について,その原理,電極の構造,特性,測定法および臨床検査として生体液に応用した場合の問題点について簡単に紹介したい.
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