特集 ディスポーザブル検査器具
ディスポーザブル検査器具使用の現状
微生物検査
徐 慶一郎
1
1関東逓信病院臨床検査科
pp.752-755
発行日 1969年9月15日
Published Date 1969/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906517
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はじめに
第2次大戦後,おが国においても,臨床検査の中央化が,各病院で相次いで実施され,当院も,今から17年前,開院当初よりこれを採用し今日に至った.その間検査室の整備拡充が次々と行なわれ,器械器具の整備とこれに伴った要員の確保が行なわれてきた.
この間,基礎ならびに臨床医学技術の水準は著しく向上し,それに伴い臨床検査技術の進歩もめざましいものがあり,診療各科から臨床検査科へ要求される検査の種類も加速度的に増加し,しかも,実施が必要と認められる検査の中には,高度の技術を要するものも数多く含まれるようになってきた.
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