今月の主題 深在性真菌症
総説
深在性真菌症の臨床
前崎 繁文
1
,
河野 茂
1
Shigefumi MAESAKI
1
,
Shigeru KOHNO
1
1長崎大学医学部第2内科
キーワード:
深在性真菌症
,
deep-seated mycosis
,
カンジダ症
,
Candidiasis
,
アスペルギルス症
,
Aspergillosis
,
クリプトコックス症
,
Cryptococcosis
Keyword:
深在性真菌症
,
deep-seated mycosis
,
カンジダ症
,
Candidiasis
,
アスペルギルス症
,
Aspergillosis
,
クリプトコックス症
,
Cryptococcosis
pp.140-148
発行日 1999年2月15日
Published Date 1999/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903999
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深在性真菌症は一般にimmunocompromised hostに発症する日和見感染症として重要な疾患である.造血器悪性腫瘍患者の抗癌化学療法に伴う好中球減少,あるいは骨髄移植をはじめとする臓器移植患者では深在性真菌症の発症が予後に大きく影響する.主な深在性真菌症はカンジダ症,アスペルギルス症,クリプトコックス症,ムーコル症などであるが,これまで病原性が低いと考えられていた真菌による感染症も散見されている.
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