特別寄稿
「健やか親子21」と医療者の役割
藤崎 清道
1
1厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課
pp.431-437
発行日 2001年5月1日
Published Date 2001/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903275
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2000年11月17日に「健やか親子21検討会報告書」が公表された.本報告書は厚生省「健やか親子21検討会(座長:平山宗宏恩賜財団母子愛育会日本こども家庭総合研究所所長)」により,同年2月3日より10月25日に至る計9回の会議での議論を経て取りまとめられたものである.「健やか親子21」は20世紀中に関係者の努力により達成したわが国の母子保健水準の高みを踏まえて,21世紀初頭に取り組むべき方向を明示したものであり,今後の母子保健行政の指針となるものである.本稿では,その概要を紹介するとともに,医療者に期待される役割について述べる.
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