特集 検証 2024年度診療報酬改定—病院の機能分化と連携の行方
各論:診療報酬改定
地方都市で高齢者救急を担う病院の立場からの検討
甲賀 啓介
1
,
伊神 奈穂
2
1社会医療法人駿甲会コミュニティーホスピタル甲賀病院
2社会医療法人駿甲会コミュニティーホスピタル甲賀病院 医療保険部
キーワード:
診療報酬改定
,
地域包括医療病棟
,
重症度
,
医療・看護必要度
,
高齢者救急
Keyword:
診療報酬改定
,
地域包括医療病棟
,
重症度
,
医療・看護必要度
,
高齢者救急
pp.962-967
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541212277
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Point
当院は,急性期病棟を維持するため,2024年度診療報酬改定で新設された地域包括医療病棟への一部転換を決定した.急性期一般入院料1の基準強化により,患者の適切な振り分けや多職種連携が求められ,重症度,医療・看護必要度の評価指標の見直しが必要とされている.しかしながら,新設された地域包括医療病棟の導入には課題が多く,その評価指標の再検討が求められる.
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