第4回全国自治体病院学会シンポジウムより
自治体病院に何をのぞむか
吉田 幸雄
1
,
棟久 一夫
2
,
大渡 順二
,
田村 清
,
林 秀雄
3
,
榎本 栄蔵
1厚生省病院管理研究所
2山口県立中央病院
3自治労
pp.56-67
発行日 1966年7月1日
Published Date 1966/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202889
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吉田(司会) ただいまから「自治体病院に何をのぞむか」という話し合いをさせていただきます。
自治体病院は県,市町村の自治体が運営をする病院であることは,申すまでもないわですが,一般の病院とは何か違ったものが期待されてしかるべきものであるだろうと思うのです。したがって,その問題はいったいどういうような内容であり,また,それがなぜ具体的には解決できないのだろうか。ここらが各病院の方がたに少しでも理解されるばかりでなくて,一般国民に,あるいは自治体の住民その他関係者に理解をされて,少しでも自治体病院は自治体病院らしい病院になることが望まれるということになると思うのです。
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