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生活看護の問題—第13回日本病院学会専門集会要約
高須 キサ
1
,
橋本 寛敏
2
1北海道庁看護係
2聖路加国際病院
pp.77-80
発行日 1964年3月1日
Published Date 1964/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202310
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これから専門集会の生活看護に関する問題についてご報告申し上げます。会場は当館の2階第2会場があてられました。出席者は150名で大半が看護婦でございまして先生方は数える位しかいらっしゃいませんでした。非常にこの点は参集者として残念がっておりました。しかしその中に日本でもっともこの問題についての権威者,橋本先生,吉田先生また多くの院長先生がおられましていろいろご助言いただいて時間的にも4時までというお約束が4時35分までも延びるという状態でした。なおこれらについてのご質問が相当ございましたのを打ち切るような状態で非常に盛会に終わったということはそうしたご援助があったためと思いこの席からご出席くださいました先生方に厚くお礼申し上げます。そこで講師として選ばれました方々をいちおうご紹介申し上げます。全国ブロックからお集まりになるべき予定のところ連絡の都合とかその他でご出席いただきましたのはわずか東京と北海道といったような寂しい状態でございました。しかし東京からはさすがに日本のトップレベルの方々が三人お集まりくださいました。その方々は聖路加の佐々木ノブ先生で病院の看護婦の業務指導をなさっていらっしゃる主任の方でございます。また国立公衆衛生院の柴田明子先生もやはり看護教育をなさっている方でございます。
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