特集 病院にとって「患者の視点」とは
病院機能評価における「患者の視点」―受審病院に求められる「患者の視点」とは
岡本 豊洋
1
1特別医療法人岡本病院(財団)
pp.892-897
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100108
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筆者と(財)日本医療機能評価機構(以下機構とする)とのかかわりは,さかのぼると平成7年の運用稼動の頃からで,同年12月にサーベイヤー初任時研修を受けた時のことが思い出される.当時は筆者を含め病院関係者の中ではまだまだ病院機能評価に対する認識は不足していた.今振り返ると評価項目の内容は時代を先取りしたもので極めて新鮮で興味を持たせるものであった.
さて,「病院機能評価における『患者の視点』とは」―これが筆者に与えられたテーマである.機構の事業にかかわってきた一人として,特に『患者の視点』のどのようなことが重要視されてきたかについて述べたい.
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