鏡下耳語
学会の在り方(3)—評議員の選出と医育機関および終身評議員制度について
後藤 敏郎
1
1長崎大学
pp.286-287
発行日 1972年4月20日
Published Date 1972/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492207770
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先号において私は日耳鼻学会の地方会と支部との成り立ちを述べて,評議員の選出母体を地方会から支部に移す改革案,さらにこの案が昨春の評議員会に提出されたが,きわめて僅少数の賛成不足で成り立たなかつたことを述べた。
その後,この問題はその主旨を役員はじめ会員によく理解されるように「在り方委」を中心に努力したうえで,今春の総会役員会に再度上提することになつた。その諒解活動の重要な企ての一つとして,昨年9月,気管食道学会が東京で開かれた機会に,全国の地方会長・支部長会議を開いてこの問題について意見をきくこととした。
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