特集 循環器診断マスター—「ロジック」と「暗黙知」で診断の真髄に迫る
Ⅱ.急性期外来
急性大動脈解離を見逃さないためには?
伊藤 校輝
1
1東北大学心臓血管外科
キーワード:
急性大動脈解離
,
臨床症状
,
胸背部痛
,
CT検査
,
臓器灌流障害
Keyword:
急性大動脈解離
,
臨床症状
,
胸背部痛
,
CT検査
,
臓器灌流障害
pp.542-548
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200835
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POINT
●非典型的な症状であっても,否定されるまでは疑う姿勢で診断を進める.
●確定診断は単純および造影CT検査を中心として行う.
●存在診断を確実に行い,可能であればentryの位置と解離の進展範囲,偽腔の血流状態および病期を把握する.
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