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べらどんな 杉浦の徴候
GEN
pp.630
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213145
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- 文献概要
いわゆる原田病の論文が発表されてから,今年で113年になる。3年後に第2報が出ているが,これら2報の記述が完壁であったので,それ以後はほとんど新知見の追加がなかった。強いて挙げれば,蛍光眼底造影による所見くらいである。
杉浦清治教授(1915-2003)は1978年に北大を退官されたが,その2年前に日本眼科学会の特別講演を担当されている。「わが国の葡萄膜炎について…」がその演題である。その席で,原田病の新知見を述べられた。角膜輪部に本来ならあるはずの色素顆粒が,本病では消えているというのである。
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