今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋
女性アスリート診療
女性アスリートへのヘルスケア指導はどのようにすればよいのか
佐竹 絵里奈
1
,
能瀬 さやか
2
1三井記念病院産婦人科
2東京大学女性診療科・産科
pp.733-738
発行日 2020年7月10日
Published Date 2020/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210107
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●月経困難症,月経前症候群などの月経随伴症状へ積極的に介入したり,月経周期調節をコンディショニングの一環として行ったりすることで,パフォーマンスを改善させられる可能性がある.
●アスリートが無月経をきたしている場合には女性アスリートの三主徴(low energy availability・視床下部性無月経・骨粗鬆症)の有無を確認することが重要である.
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