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編集後記
藤原 浩
pp.912
発行日 2015年9月10日
Published Date 2015/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208524
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『臨床婦人科産科』誌の編集委員を担当しはじめて半年が過ぎ,少しずつ編集作業にもなれてきました.地方で医療に携わっていますと地方における産婦人科医療に関する情報のニーズも見えてきますので,編集企画においては地域医療の観点からも議論ができるという利点はあるようです.しかしながら日常は相変わらず北陸地方の産婦人科医不足の対応に明け暮れています.最近は教室員のリクルート活動も以前に比べて随分と上手になっており,少しずつ効果があがってきている手応えが感じられるようになりました.都会と地方の格差に加えて,産婦人科を選択する研修医自体が全国で数年連続して減少していますから,産婦人科を目指す若い医師を確保するためには魅力ある独自の特色を出さねばなりません.一方で金沢は観光地としても魅力のある街ですし,新しく開通した北陸新幹線もなかなか評判が良いようです.周囲に温泉地も数多くあります.若者に限らず読者の皆さんの中でもしばらく金沢に住んで産婦人科医としても活躍してみたいという方は是非ご一報いただければ幸いです.満足していただけるのではと確信しております.
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