連載 知っていると役立つ婦人科病理・53
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荻島 大貴
1
,
松本 俊治
2
1順天堂大学医学部産婦人科学教室
2順天堂大学医学部病理学第一
pp.1473-1475
発行日 2003年12月10日
Published Date 2003/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101340
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症例 : 37歳，女性
18歳のとき全身性エリテマトーデスと診断される．ループスアンチコアグラント（LAC）陽性，抗カルジオリピン抗体b2GPI陽性のため，妊娠9週より週1回の割合で自己抗体除去のために血漿交換療法を行っていたが，妊娠25週で子宮内胎児死亡となった．死産児は439 gの男児で外表奇形はない．このときの胎盤を呈示する．胎盤重量は100 g（羊膜，臍帯除く）であった．
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