書評
不明熱・不明炎症レジデントマニュアル
鈴木 富雄
1
1大阪医大病院総合診療科
pp.1281
発行日 2020年11月25日
Published Date 2020/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201851
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この書の「序」は次の文章で始まる.
『不明熱の臨床はざっくりと次の2つの問題を内包しています.
(1)発熱へのアプローチが不適切で,本来不明熱ではない発熱が「不明熱」とされる
(2)本当の不明熱は文字通り原因が「不明」なため,臨床では未知の事柄への対処を強いられる
不明熱の診療を向上させるには「基本と応用」を押さえることが必要です.
「基本」というのは(1)に,「応用」は(2)に対応する力にそれぞれ相当します.』
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