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増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021
小腸
治療
EMR,ポリペクトミー
Endoscopic Mucosal Resection/Polypectomy for Small Intestine Tumors
髙梨 訓博
1
,
勝木 伸一
1
1小樽掖済会病院消化器病センター
pp.706
発行日 2021年5月24日
Published Date 2021/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202419
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内視鏡の挿入
内視鏡処置全般に共通することであるが,すべての処置は病変を最も処置に適した部位に配置することから始まる.処置を見据えた小腸内視鏡検査にはballoon assisted enteroscopyが用いられるが,通常の上部・下部内視鏡に比べると,内視鏡挿入自体の難易度が高いことも多く,また術後腸管ではその難易度もさらに高度となる.詳細は小腸内視鏡挿入に関する報告1)を参照いただくこととするが,病変への到達,さらに処置に適した位置取りが第一の難関となる.
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