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                                    編集後記
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                廣田 映五
                                            
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.1370
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1990年11月25日
                  Published Date 1990/11/25
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111594
                
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- 文献概要
 - 1ページ目
 
本号では直腸の孤立性潰瘍症候群や深在囊胞性大腸炎などとも言われている病変を“いわゆる粘膜脱症候群”として一括して掲載している.わが国では,癌と紛らわしく何か訳のわからない直腸の良性病変として扱われていた症例のうち,この範疇に入るものが相当多数あるものと推定される.
主題の項では,比較的多数例での検討結果,その臨床ならびに病理学的な特徴的所見が豊富かつ鮮明な画像写真によって示されている.長期経過観察例では,びらん,潰瘍,治癒,隆起性増殖性病変までの経過,つまり自然史の一過程がより一層明確にされている.なかでも組織学的病期分類(血管期,低線維筋症期,高線維筋症期)がなされ,肉眼形態分類との対比がなされた論文に注目されたい.

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