特集 コロナで変わる健康教育とヘルスプロモーション
ポスト・コロナの行動変容—教えるコミュニケーションから、感じさせるコミュニケーションへ
奥原 剛
1
1東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻医療コミュニケーション学分野
キーワード:
COVID-19
,
新型コロナウイルス感染症
,
行動変容
,
ヘルスコミュニケーション
Keyword:
COVID-19
,
新型コロナウイルス感染症
,
行動変容
,
ヘルスコミュニケーション
pp.756-765
発行日 2022年9月15日
Published Date 2022/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209907
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ポイント
◆受け手の抵抗を誘発する「メッセージ疲労」を回避するために、メッセージのレパートリーを増やす必要がある。
◆メッセージのレパートリーを増やすために、「教えるだけのコミュニケーション」から脱却し、「感じさせるコミュニケーション」を加える必要がある。
◆体験談などのナラティブなメッセージや、健康行動の「感情的決定因子」や人の「根源的欲求」に訴えるメッセージなどを加えるとよい。
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