特集 地域歯科保健
山口県歯科医師会公衆衛生活動について
緒方 哲郎
1
,
竹中 岩男
1
,
山根 稔夫
1
Tetsuro OGATA
1
,
Iwao TAKENAKA
1
,
Toshio YAMANE
1
1山口県歯科医師会
pp.854-861
発行日 1981年11月15日
Published Date 1981/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206420
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山口県歯科医師会は昭和38年より全県にわたり飲料水のフッ素含有量の調査を行い,う蝕と斑状歯との関係について研究し,昭和42年には巡回診断車の購入に伴って,「歯の健康を守る会」を発足させ,県下のへき地・離島の無料診療を続け,歯科疾患に悩みを持つ多くの人々のために奉仕活動を行い,学童・生徒に対する保健指導ならびにフッ素塗布を行って来た.49年には口腔保健センターの事業開始と同時に重度心身障害児(者)の歯科診療に鋭意とり組み,その成果を上げることが出来たことは,歯科医師会の偉大なる団結力とその推進力と考えている.今回はその概要について述べる.
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