根をおろす医師会活動
秋田県医師会—今後の公衆衛生的需要に対応すべく
斎藤 敏昭
1
1秋田県医師会
pp.47
発行日 1973年1月15日
Published Date 1973/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204603
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昭和43年7月,地域における保健環境衛生計画を推進するための地域の拠点としての役割を果たすため,全県11地区にわたり(保健所管轄地域ごとに)地域保健協議会が医師会の主唱により設置された.そしてそれは地域保健協議会を軸とする一連の組織を地域保健活動の推進母体としようとの理想であったし,また地域保健業務の市町村における自主的活動の向上を計ることもその目的にはあったのである.
このような地域保健活動の飛躍的気運が醸成されつつあった時,県においても県民皆検診事業が着々と企画立案せられ,昭和46年に県民皆検診事業をすすめるため,全県民の健康計画を樹立する機関として各界トップレベルから成る県民健康会議の結成を見るに到ったのである.
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