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編集後記
斎藤 彰一
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1がん研究会有明病院消化器内科
pp.1019
発行日 2026年7月25日
Published Date 2026/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.053621800610071019
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腸管粘膜に炎症性変化をみて“大腸炎”と内視鏡的に診断するにあたり,その背景には多種多様な原因があり,その結果をわれわれは内視鏡的に観察している.その背景因子を解明するにあたって,本号では“感染性”と“薬剤性”に大別して取り上げる.どこまで治療に結び付けられるかが重要なポイントであり,熟読していただければ,その解明にヒントが得られると期待できる1冊である.
まず“感染性”の代表的な疾患について,清水は各種さまざまな原因を挙げ,その特徴的な内視鏡所見を詳述している.感染が原因で腸炎を起こすとしても組織侵入性とサイトトキシン産生性の2型に大別して鑑別することが必要と述べ,また炎症性腸疾患(IBD)との鑑別も極めて重要としている.発症の原因を聴取する上で,食事内容や発症までの日数,便汁培養も診断の一助となると解説している.

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