今月の臨床 婦人科外来処方オールインワン
皮膚外用薬—非ステロイド性抗炎症薬・抗ヒスタミン薬・ステロイド・保湿薬
牧田 和也
1
1牧田産婦人科医院
キーワード:
皮膚外用薬
,
ステロイド外用薬
,
抗ヒスタミン外用薬
Keyword:
皮膚外用薬
,
ステロイド外用薬
,
抗ヒスタミン外用薬
pp.195-199
発行日 2026年3月10日
Published Date 2026/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800020195
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POINT
●婦人科外来で遭遇する皮膚関連の病態は,外陰部とその周囲のものが主であり,使用する皮膚外用薬には,非ステロイド性抗炎症外用薬・抗ヒスタミン外用薬・ステロイド外用薬・保湿薬がある.
●非ステロイド性抗炎症外用薬・抗ヒスタミン外用薬は,一時的な瘙痒症状にのみ使用し,湿疹などの明らかな皮膚病変を認める場合はステロイド外用薬を第一選択とする.
●ステロイド外用薬は,症状や病態によりミディアムからベリーストロングのものを使い分ける.抗菌薬配合のものは,耐性菌の出現と接触性皮膚炎の発症リスクから極力使用を控えるのが望ましい.
●乳児と高齢者は,乾燥肌(皮脂欠乏症)を生じやすいため,保湿薬によるスキンケアは重要であるが,萎縮性腟炎の症状が強い場合は女性ホルモン製剤の使用を考慮する.

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