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老化と癌化におけるテロメア長
連載講座 老化を考える・5 田久保 海誉 , 相田 順子 , 仲村 賢一 , 石川 直 , 新井 冨生 , 下村 七生貴 生体の科学 62巻 1号 pp. 63-68(2011年02月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
加齢に伴い癌の発生率は急激に増加する。東京都健康長寿医療センター(旧,東京都老人医療センター)では,最近の病理解剖5667例の平均年齢は80歳(通常の病院より20-25歳程度高齢)であり,これらの全
転写制御因子と発がん
特集 発がんのメカニズム/最近の知見 中越 英樹 , 石井 俊輔 生体の科学 41巻 1号 pp. 33-36(1990年02月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
レトロウイルスのもつがん遺伝子との相同性から,これまでに数多くの細胞性がん遺伝子(proto-oncogene)が見出されてきた。これらプロトオンコジーン産物の機能については不明な点も多いが,細胞の
精神病院と看護
特集 看護 井上 正吾 病院 17巻 8号 pp. 573-584(1958年07月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
1.はじめに 私がこの題のもとに書こうとしているものは,私が管理している,精神病院の日常行われる,看護を通じ,色々の問題点を発見し,それをどのように改善して行くかという努力と,更に,近い将来,如何に
医療提供体制における「患者の視点の尊重」とは
特集 病院にとって「患者の視点」とは 原 勝則 病院 64巻 11号 pp. 883-886(2005年11月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
■来年の改革は「患者の視点」に立って検討 平成15年8月の「医療提供体制の改革のビジョン」では,「患者の視点の尊重」ということが三本柱の一つに挙げられている.平成18年の医療制度改革に向けて,社会保
南浜中央病院の復興計画
連載 アーキテクチャー 第221回 鈴木 慶治 病院 72巻 6号 pp. 416-422(2013年06月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
2011年3月12日,出張先の九州から朝一番の飛行機で,まだ電車の運行がままならない東京に戻った.やっとの思いでたどり着いた自宅は意外にも地震による被害がほとんどないことを確認し,ほっと一息をつき,
在宅医療の制度化に伴う法的問題(その1)—健康権の視座から
今日の視点 宇都木 伸 病院 47巻 9号 pp. 741-745(1988年09月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
I.小稿の目的 在宅医療という新しい形態が,さまざまな医療の分野に事実として生じてきた.そのための費用の一部が保険の中にも認められるようになり,今や在宅医療は"制度"として定着し,むしろ標準化されよ
疑義解釈委員会の活動
鏡下咡語 井上 鉄三 耳鼻咽喉科 53巻 7号 pp. 506-507(1981年07月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
委員会の構成 疑義解釈委員会は,日本医師会が中心となり,日本医師会担当理事,厚生省保険局医療課担当官,および各科代表委員の三者により構成されております。 現在は,日本医師会より保険担当常任理事三枝
他覚的耳鳴に就いて—特に血管性他覚的耳鳴
-------------------- 山本 常市 , 市原 正雄 , 小松 晃 耳鼻咽喉科 30巻 11号 pp. 853-855(1958年11月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
緒言 他覚的耳鳴症例は比較的稀ではあるが,本邦に於ては1903年久保猪之吉教授32)が報告して以来,既に106例を数える程で左程稀なものとは云い難い。他覚的耳鳴の音源は種々であるので,音源に基いて
乳児の音に対する反応について
-------------------- 高木 二郎 耳鼻咽喉科 36巻 7号 pp. 649-653(1964年07月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
Ⅰ.緒言 著者はここ数年間言語聴覚障害児の検診に力を注いで来たが,その間に先ず第一に感じられた事は世間一般の親達は子供の成長について這う,歩く,首が坐ると言うような事については実に深い関心と知識を
氣管支擴張症と慢性副鼻腔炎
-------------------- 山室 重遠 耳鼻咽喉科 25巻 9号 pp. 461-464(1953年09月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
上氣道疾患と下氣道疾患との間には密接な關係があると云われており,McLaurin11)は結核・梅毒或は異物等特殊なもの以外のすべての慢性氣管支病變はその85〜100%が慢性副鼻腔炎に直接基因しておる
職業性鼻中隔穿孔
-------------------- 村島 二郎 耳鼻咽喉科 41巻 5号 pp. 349-351(1969年05月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
本資料は昭和38年11月(1963)に調査した臨床成績であるが,未発表に放置すること意にそわずあえて報告する。近年,労働災害防止施設およびその対策が進歩改善されて,現況ではかかる障害も未然に防止し得
耳性静脈洞血栓症例
-------------------- 鳥山 寧二 , 杉浦 茂 耳鼻咽喉科 34巻 8号 pp. 655-656(1962年08月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
耳性頭蓋内合併症の一つである静脈洞血栓については,すでに多くの報告がある。近年化学療法の進歩と共に治療率も著しく向上している。我々は最近S状洞より横洞に及ぶ血栓症の一例に遭遇したのでここにその大要を
内耳障害と顔面神経麻痺を併発した—外耳道ムカデ異物
-------------------- 浅川 庄二 , 生駒 尚秋 , 鈴木 健男 , 門脇 秀夫 耳鼻咽喉科 51巻 8号 pp. 591-593(1979年08月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
I.はじめに 外耳道異物のなかでも有生異物の報告は少なく,とくに有生異物に神経症状を併発した症例の報告はきわめて稀である1)2)。最近私どもは外耳道をムカデにかまれた後に,同側の内耳障害と顔面神経
嗅覚に関する研究—第4報 余等の嗅覚計に依る圧力の閾値上刺激に就いて
-------------------- 市原 正雄 , 橫川 礼二郎 , 宮尾 赳 , 小松 晃 , 神尾 鋭 , 白倉 賢三 , 竹内 志郞 , 上野 正一郎 , 佐久間 義房 , 渡辺 一夫 , 関 重博 , 小林 知子 , 山本 正雄 耳鼻咽喉科 31巻 7号 pp. 515-517(1959年07月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
I.緒言 余等は先に第1報(日.耳.会.第61巻,11号)に於いて,余等の嗅覚計と正常者嗅覚に於ける「圧に関する最小刺激閾値」に就いて,正常値並びに日差に依る変動を報告したが,今回は更に圧に関して
嗅覚に関する研究—第5報 嗅素の連続稀釈に依る嗅覚検査の意義について
-------------------- 市原 正雄 , 宮尾 赳 , 小松 晃 , 神尾 鋭 , 白倉 賢三 , 佐久間 義房 , 渡辺 一夫 , 関 重博 , 小林 知子 , 山本 正雄 耳鼻咽喉科 32巻 2号 pp. 125-129(1960年01月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
I.緒言 嗅素を気体又は液体を以て階段的に稀釈し,嗅素分子数を減少させる事に依つて刺激効果を種々変化させ,斯かる稀釈嗅素を用いて嗅覚の最小刺激閾値を定める試みは既に1843年Valentinに依り
嗅覚に関する研究—第7報 所謂嗅覚脱失者の治療について 特にイオントフオレーゼの使用経験
-------------------- 市原 正雄 , 横川 礼二郎 , 宮尾 赳 , 小松 晃 , 神尾 鋭 , 白倉 賢三 , 渡辺 一夫 , 佐久間 義房 , 関 重博 , 小林 知子 耳鼻咽喉科 32巻 3号 pp. 231-233(1960年03月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
I.緒言 所謂嗅覚脱失者と呼ばれるものには中枢性の嗅覚脱失と末梢性嗅覚脱失とがある。前者は嗅神経幹又は嗅神経系の侵されたもので,後者は呼吸性のもの,症候性のもの,官能性のものが含まれている。こうした
蝸牛の構造—とくに蓋膜と内毛細胞,ダイテルス細胞,基底板細胞について
-------------------- 星野 知之 耳鼻咽喉科 47巻 12号 pp. 951-958(1975年12月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
魚類や両棲類の内耳も音の振動に反応することは証明されているが,聴覚器としてはつきり分化がみられるのは爬虫類の蝸牛管からと思われる。しかし爬虫類や鳥類の蝸牛管はかるくカーブした棒状で,哺乳類の蝸牛にみ
めまい患者と平均動脈圧
-------------------- 田上 悦子 , 松永 喬 , 内藤 儁 耳鼻咽喉科 49巻 12号 pp. 1031-1034(1977年12月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
I.はじめに 脳循環血流量がめまいと関係が深いことは衆知の事実である。最近のめまい患者の傾向として,従来多くみられたメニエール病が減少し脳循環障害に起因すると思われる症例が増加してきた2)。したが
発癌機構と治癒機構—その免疫
特集 悪性腫瘍 小林 博 , 及川 恒之 耳鼻咽喉科 47巻 10号 pp. 675-681(1975年10月)- 有料閲覧
- 概要(一部)
I.はじめに 悪性腫瘍の発生とその治癒に免疫が大きな関係をもつことは意外と知られていない。たとえば発癌性の化学物質はそれ単独で細胞を癌化させると老えられているし,また癌の外科的手術は単純に外科手術