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連載 生理検査のアーチファクト・10
—心電図⑤—回転ムラ様な波形を認めたホルター心電図
長山 医
1
1心臓血管研究所付属病院臨床検査室
pp.1372-1373
発行日 2017年12月1日
Published Date 2017/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207018
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- Abstract 文献概要
こんなアーチファクトを知っていますか?
この心電図(図1a)は,ホルター(Holter)心電図の波形である.P波が連続してみられ,P波の後にQRS波がないことから,完全房室ブロック(advanced A-V block)の心電図であるが,P波に不自然さを感じないだろうか?
房室ブロックが起きている部分のP-P間隔が徐々に短くなっており,完全房室ブロックでは生理学的に考えられないことである.また,P波の幅も狭くなり,完全房室ブロックの部分だけが縮んだ心電図を呈している.比較として,ほかの時間帯で記録した完全房室ブロックの心電図を図1bに示す.図1aはアーチファクトであるが,現在のホルター心電図では非常にまれな現象である.
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