特集 次世代を拓く整形外科教育
編集にあたって
松田 秀一
1
1京都大学整形外科教授
pp.501-501
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_501
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医療の高度化と社会構造の変化が加速する現代において,整形外科領域における教育のあり方は大きな転換期を迎えています.少子高齢化に伴う疾患構造の変化,医療デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展,さらにはジェンダーや働き方改革に象徴される価値観の多様化など,従来の教育モデルのみでは十分に対応しきれない課題が顕在化しています.こうした時代にあって,整形外科はこれまで以上に教育に力を注ぎ,将来を見据えた人材育成に主体的に取り組む必要があります.とりわけ重要なのは,卒後教育にとどまらず,医学部学生の段階から整形外科の魅力と社会的役割を的確に伝え,早期から教育に関与していく姿勢です.運動器医療の重要性を広く認識してもらうとともに,臨床・研究・社会貢献を担う人材の裾野を広げることが,今後の発展に直結すると考えられます.

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