連載 X線診断Q&A
X線診断Q&A
星野 祐一
1
1神戸大学整形外科講師
pp.1077-1078
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_1077
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Question
症 例.35歳,男.
主 訴:右膝痛.
職 業:溶接工.
趣 味:サッカー.
現病歴:X年6月15日,サッカーの試合中にヘディングで競り合い,着地した際に右膝の違和感と疼痛が出現した.そのままプレー続行は不可能となり,翌日に近医を受診した.7月3日に当院へ紹介され受診した.
現症(右膝):腫脹・関節水腫は陽性(+)であった.可動域(ROM)は伸展0°~屈曲145°(ほぼfull)であった.Heel height differenceは1.5cmであった.靱帯不安定性テストは,Lachmanテスト陽性(+),soft end-point,ピヴォットシフトテスト陽性(+)[glide],前方引き出しテスト(ADT)陽性(+),後方引き出しテスト(PDT)陰性(-),内外反ストレスは疼痛・不安定性ともになしであった.半月板やその他については,McMurrayテスト陰性(-),関節裂隙の圧痛は内外ともに陰性(-)であった.
X線所見:立位単純X線正面像(図1a)および側面像(図1b)を示す.
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