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編集後記
pp.630
発行日 2007年7月15日
Published Date 2007/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100863
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●能登半島で地震が発生してから2か月が経ちました。その時現地の訪問看護ステーションはどのような状態で,訪問看護師はどのような活動を行なっていたのか。中村さんの特別記事は地震発生以前から現在までについて,当事者の方ならではの記事となっています。まだまだ発生を予測できない地震。私たちが災害に対してできる準備とは何なのでしょうか。また,池田さんの特別記事で触れられている「成年後見制度」は次号の特集「高齢者虐待を考える」にも関連してまいります。次号の特集にもご期待ください。…富岡
●介護研究会(代表:安達マツ子さん)主催のパネルディスカッションには職種を超えたパネリストが集まり,「介護職と医療・訪問看護職の協同」が論議されました。立場が違えば見方は変わり,協働や連携はむずかしいかもしれないと会場で耳をすましていると,立場は違えども見つめる方向は同じ。在宅療養する本人と家族をいかに支えるかに一致していました。掲載の川口有美子さんの論は,当日のディスカッションに,さらに思いのすべてを込めて書かれたもので,最初のタイトルは「循環するケア」というものでした。…伊藤
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