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略語シリーズ
pp.472
発行日 1982年5月1日
Published Date 1982/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202509
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ChE cholinesterase;コリンエステラーゼ.これは,いろいろのコリンエステルをコリンと有機酸に加水分解する酵素である,血清ChEは肝臓で生成されるので,肝障害とくに実質障害で低下する.肝臓の蛋白合成能が盛んなとき,例えばネフローゼ症候群では高値を示すことがある.
CH50 50% hemolytic unit of complement;血清補体の50%溶血単位(補体価).血清補体の総活性の測定には,感作ヒツジ赤血球による溶血反応が用いられる.その際,100%溶血法より溶血法のほうが精度が良いので,それにより測定した補体価をCH50と記す.血清補体価の正常値は,Meyer原法で30〜45 CH50,Meyer変法で70〜110CH50単位である.
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