質疑応答
輸血 輸血後,交差副試験が陽性となった原因は
伊藤 和彦
1
,
S子
1京都大学医学部附属病院輸血部
pp.610-611
発行日 1984年5月15日
Published Date 1984/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912206
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〔問〕初回の輸血の際,交差主試験が生食水法・ブロメリン法ともに陰性で,副試験も生食水法で陰性でした.10単位輸血して2週間後,副試験が生食水法・ブロメリン法・アルブミン法・Coombs法のすべてで,パイロットにより強弱の差はあるものの陽性となりました.主試験は,セレクトジェンを使用して患者抗体スクリーニングを行っても,直接Coombs法でも陰性です.この陽性化の原因と,このような場合の安全な輸血はどのように行えばよいのか,お教えてください.
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