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特集 最近のトピックス1998 Clinical Dermatology 1998
5 皮膚科医のための臨床トピックス
日焼けサロンと皮膚障害
Suntan salon and skin damage
松尾 光馬
1
,
上出 良一
1
Koma MATSUO
1
,
Ryoichi KAMIDE
1
1東京慈恵会医科大学皮膚科学講座
1Department of Dermatology, The Jikei University School of Medicine
キーワード：
日焼けサロン
,
人工的日焼け
,
UVA
,
皮膚障害
,
アンケート調査
Keyword:
日焼けサロン
,
人工的日焼け
,
UVA
,
皮膚障害
,
アンケート調査
pp.187-189
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902542
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全国大学附属病院と日本臨床皮膚科医学会東京支部会員を対象に，人工的タンニング装置に起因する健康障害のアンケート調査を行った．119名の健康障害患者が報告され，男女比はほぼ1：1,10代と20代が8割近くを占めた．障害の内容としてサンバーン様症状，色素性病変，疼痛，掻痒，乾燥，光線過敏症，眼障害，その他がみられた．人工的タンニングに対して否定的な意見が約8割を占めた．皮膚科医としてUVA照射による人工的タンニングの危険性を一般に啓蒙していく必要がある．
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