専門分野/この1年の進歩
日本足の外科学会―この1年の進歩
今給黎 篤弘
1,2
1東京医科大学整形外科学教室
2第25回日本足の外科学会
pp.308-311
発行日 2001年3月25日
Published Date 2001/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903229
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2000年6月30日,7月1日の2日間,東京新宿の京王プラザホテルにおいて,第25回日本足の外科学会が開催された.本学会は1976年に足の外科研究会として発足し,今回で25回を迎えた.二十世紀最後の学会であり,四半世紀が経ち,25周年記念学会として企画された.
この記念すべき学会には,記念文化講演として早稲田大学教授・歌人の佐々木幸綱先生により「旅と詩歌~人の名前・土地の名前~」の題で講演がなされた.また,記念学術特別講演には長崎大学医学部名誉教授・鈴木良平先生による「足の履物の雑学」,大阪市立大学医学部名誉教授・島津 晃先生による「乳幼児扁平足の発症と緩解」,昭和大学医学部名誉教授・藤巻悦夫先生による「足関節脱臼骨折の病態と治療」の3題がなされ,いずれも格式の高い講演であり,会員に深い感銘を与えた.
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