連載
THE Editorials
pp.833-836
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330080833
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The New England Journal of Medicine
Editorial:
Brown MM, Bonati LH. Managing asymptomatic carotid stenosis. N Engl J Med 2026;394:296-7.
Article:
Brott TG, Howard G, Lal BK, et al. Medical management and revascularization for asymptomatic carotid stenosis. N Engl J Med 2026;394:219-31.
■頸動脈狭窄症の治療今昔
私が40年程前にマサチューセッツ総合病院でレジデントをしていた頃は,頸動脈狭窄症に対する頸動脈内膜切除術(CEA)が盛んに行われていた。緊急手術を含めて1日に4例の麻酔をしたこともある。患者が高度の冠動脈疾患を合併していることも多く,脳波に加えて肺動脈カテーテルまで挿入した周術期管理もよく行われていた。術前診察では頸動脈の聴診は必須であったし,頸動脈狭窄の疑いがあれば超音波検査が行われていた。日本ではCEAはほとんど実施されず,そのうちに頸動脈ステント挿入術(CAS)が台頭してきた。だが現在のところ,無症候性の高度頸動脈狭窄患者に対する治療方針は定まっていない。

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