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統計学はときにセクシーな学問である

統計学はときにセクシーな学問である
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筆頭著者 石塚 直樹 (翻訳)

原著者 デビッド・シュピーゲルハルター 著

ライフサイエンス出版

電子版ISBN

電子版発売日 2020年3月23日

ページ数 340

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-89775-372-0

印刷版発行年月 2018年8月

DOI https://doi.org/10.34483/9784897753720

書籍・雑誌概要

世界的名著『SEX BY NUMBERS』 待望の翻訳完成!!
統計学の世界的権威,デビッド・シュピーゲルハルター氏(ケンブリッジ大学統計研究所)がセックスを題材にして統計の数値の読み方を伝授します。
ビッグデータの時代だからこそ,自身で読む力が求められています。翻訳は著者と親交のある石塚直樹氏(がん研有明病院)。訳者注も充実しています。ついでに,セックスのトリヴィアも学べます!
「本書を執筆した理由は,メディアはセックスについて常に浅薄なあるいは衝撃的な内容を取り上げますが,一方のリアルワールドに関しては,学識的議論がほとんどなされていないことを,不幸なことだと思っていたからです。
私たちは,ビッグデータやその解析がもつ力に対して,大きな期待をかける時代に生きています。そこで重要なのはデータの量ではなくデータの質であることは明白です。本書で,これまでの調査データを取り上げ,ホテルの格付けのように星印で評価したのはそのためです。
本書を執筆することはきつい仕事でしたが,その成果は喜ばしくとても良い書評を受けました。訳者の石塚直樹氏により日本語の注がいくつか追加され,本書が日本でも読まれることを非常にうれしく思っています。」
デビッド・シュピーゲルハルター「序 日本の皆さまへ」

目次

はじめに◇クリントン大統領は不倫をしていましたか?セックスを数値に落とし込むとは
第1課 セックスの回数 "平均値"と"中央値"
第2課 セックスパートナーの人数 "平均値"の謎
第3課 男女間のセックス アルフレッド・キンゼイの偉業
第4課 同性間のセックス MSMとディジット比
第5課 孤独なセックス マスターベーションの頻度と健康障害
第6課 性行動のはじまり 初体験の年齢と10代の妊娠・出産
第7課 性行動への欲求 対象・頻度と性的興奮度の測定
第8課 パートナーの決定:カップルの成立 婚前セックスと出産
第9課 子どもを望まないセックス 避妊法の今昔とその失敗率
第10課 子どもを望むセックス 年間出生率と受胎時期
第11課 性行動がもたらすもの 快楽と問題
第12課 セックスとメディアとテクノロジー ポルノグラフィーの影響とメディアの記事
第13課 マイナスの側面:性感染症 罹患率と感染確率
第14課 男児か女児か 出生性比とセックス回数による影響
第15課 結論:性行動の興味深さ