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ねころんで読めるワクチン

ねころんで読めるワクチン
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筆頭著者 兵庫県立こども病院 感染症内科 部長 笠井 正志 (著)

メディカ出版

電子版ISBN

電子版発売日 2021年7月12日

ページ数 176

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-8404-7570-9

印刷版発行年月 2021年6月

DOI https://doi.org/10.32284/9784840475709

書籍・雑誌概要

【ワクチンを語る前に読んでおきたい】
子どもの未来のために、地球の未来のために、今こそ「ワクチンってなんだろう?」を考えるとき。本書は、重症小児感染症の診療に当たりつつ、ワクチンの効果を実体験した感染症専門医が、患者に出会い、経験し、教えられ、悩み抜いて、調べたことを正直に書ききった一冊。すべての医療者に予防医学、予防接種の重要性を伝える「中立で」「人間臭い」ワクチン入門書。定期接種ワクチンから新型コロナワクチンまで網羅。

目次

・プロローグ

【総論】
◆1 言葉の定義
予防接種とワクチンの違いを言えますか?
◆2 予防接種の意義と有効性
なぜワクチンを打つのですか?
◆3 予防接種・ワクチンの種類
定期生は7、定期不活化は13、任意生は3、任意不活化は6
◆4 ワクチンと免疫システム
どうやってワクチンは効くのですか?疫を免じる!
◆5 ワクチン接種と誤接種
押さえておきたい投与部位・ルート、同時接種、接種間隔
◆6 予防接種のヒストリア
歴史は繰り返す、歴史から学ぶ
◆7 予防接種ができないとき
予防接種不適当者と予防接種要注意者
◆8 予防接種による健康被害
ワクチンの有害事象はどう判定するのですか?
◆9 ワクチンに気おくれすること
ためらいから始まるワクチン啓発
◆10 基礎疾患とワクチン
原則を押さえること、各論的に考えること
◆11 渡航と帰国とワクチンと
転ばぬ先の杖。まずは日本と海外の違いを知ることから
◆12 妊婦と予防接種
いかなるワクチンも妊娠中断の理由になりません
◆13 医療従事者と予防接種
なぜ医療従事者の予防接種が必要なのですか?

【各論】
◆1 インフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチン
◆2 肺炎球菌(PCV13)ワクチン
◆3 B型肝炎(HBV)ワクチン
◆4 ロタウイルスワクチン
◆5 4種混合(DPT-IPV)ワクチン
◆6 BCG
◆7 麻疹・風疹混合(MR)ワクチン
◆8 おたふく風邪ワクチン
◆9 水痘ワクチン
◆10 日本脳炎ワクチン
◆11 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン
◆12 インフルエンザワクチン
◆13 髄膜炎菌ワクチン
◆14 新型コロナウイルスmRNAワクチン

<Column>
●キャッチアップは大変!
●痛くないワクチン接種
●ワクチンをためらうことを理解するために重要な書籍
●原発性免疫不全症を疑う10の徴候
●母の手当てで平熱だとわかる
●ワクチンへの信頼度が高い国、低い国
●ワクチンをためらう保護者へのささやき戦術
●標準予防策としてのワクチン接種時の手袋
●コッホ現象はBCGより前
●厚生労働省の渾身のダジャレ
●おたふく風邪ワクチンが聴こえていないのか

・エピローグ
・著者略歴