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医学のあゆみ278巻12号

若年性認知症――臨床・基礎・社会的支援のstate of arts

医学のあゆみ278巻12号
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医歯薬出版

電子版ISBN

電子版発売日 2021年9月20日

ページ数 70

判型 B5

印刷版ISSN 0039-2359

印刷版発行年月 2021年9月

書籍・雑誌概要

若年性認知症――臨床・基礎・社会的支援のstate of arts
企画:粟田主一(東京都健康長寿医療センター研究所)

・65歳未満の若い年代に発症する認知症のことを若年性認知症とよんでいる.高齢発症の認知症に比べるとその頻度は少ないものの,本人および家族は高齢発症の認知症とは異なる深刻な心理的・社会的課題に直面している.
・若年性認知症の本人や家族のニーズに合った診断後支援や社会的支援のあり方,症候学的なプロフィルに合わせた診断・治療・リハビリテーションのあり方について,意味のある重要な知見が集積されてきている.
・疾患修飾薬によるプレクリニカル(前臨床)期からの治療が現実化しつつあり,体液バイオマーカーや神経画像検査を用いた新たな早期診断・治療戦略の開発と医療サービス提供体制の整備が求められている.

目次

■若年性認知症の疫学と社会政策
■若年性認知症の診断と診断後支援――アルツハイマー型認知症を中心に
■行動症状が優勢な若年性認知症の治療と社会的支援――自立支援医療制度の問題点を含めて
■失語を主症状とする若年性認知症の症候学
■若年性認知症の体液バイオマーカー研究
■若年性認知症の人の就労と社会参加権利

TOPICS
【小児科学】
小児科から内科診療科への円滑な移行――小児期発症慢性肝疾患における移行期医療の現状と課題
【癌・腫瘍学】
慢性炎症によるエピゲノム異常とがん――その分子メカニズム

連載
【この病気,何でしょう? 知っておくべき感染症】
18.“古くて新しい”住血吸虫症
【いま知っておきたい最新の臨床検査――身近な疾患を先端技術で診断】
17.超音波エラストグラフィによる肝線維化診断
【オンラインによる医療者教育】
4.同期オンラインによるTBL(teamーbased learning)
【ユニークな実験動物を用いた医学研究】
2.ウーパールーパー――“蛇足”つけます!? 驚異のわがままボディ

フォーラム
【子育て中の学会参加】
10.脳神経外科医の視点から――学会とんぼ返りからWeb参加へ