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日常診療に必要な認知症症候学

日常診療に必要な認知症症候学
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筆頭著者 池田 学 (編著)

熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学分野教授

新興医学出版社

電子版ISBN

電子版発売日 2020年11月16日

ページ数 196

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-88002-743-2

印刷版発行年月 2014年7月

DOI https://doi.org/10.18887/9784880027432

書籍・雑誌概要

症候を正しく見極め、そして患者の生活史や家族、周囲の環境にも目を向けた関わりが求められる認知症。本書では、診断だけでなく、治療やケアにも欠かすことのできない認知症の症候学を丁寧に解説。生活上問題になっている症状は何か、その背景の異常は何かを理解し、実際の治療、生活支援につなげるためのポイント、心得が存分に盛り込まれた。
各論では、認知症をきたすADやDLB、FTLDなど、疾患毎の特徴的な症候や検査所見、治療について詳細に説明し、さらに、せん妄や記憶障害、遂行機能障害、妄想などの各症状の診断の流れ、注意事項、対応の仕方等もわかりやすくまとめられている。
神経心理学的検査や画像などの重要所見、さらに認知症と自動車運転などの最新トピックスも掲載。
精神科医、神経内科医のみならず、認知症患者を診るすべての医療スタッフ必携の1冊。

目次

第Ⅰ章 総論
1.認知症診療における症候学の重要性  
2.神経心理学的検査と症候学  
3.画像と症候学  

第Ⅱ章 認知症をきたす疾患の症候学
1.アルツハイマー病の症候学  
2.血管性認知症の症候学  
3.レビー小体型認知症の症候学  
4.前頭側頭葉変性症の症候学  
5.皮質基底核変性症と進行性核上性麻痺の症候学  
6.正常圧水頭症と慢性硬膜下血腫の症候学 

第Ⅲ章 症候学 各論
1.せん妄  
2.うつとアパシー  
3.注意障害  
4.遂行機能障害  
5.記憶障害  
6.幻覚  
7.妄想  
8.常同・強迫行動 
9.食行動異常  
10.睡眠関連症状  
11.失語および関連言語症状  
12.失行症  
13.相貌認知障害 鏡現象  

第Ⅳ章 症候学から生活支援へ
1.自動車運転 
2.症候学から認知症の人を理解する