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病名がなくてもできること

診断名のない3つのフェーズ 最初の最初すぎて診断名がない あとがなさすぎて診断名がない 不明・不定すぎて診断名がない

病名がなくてもできること
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筆頭著者 國松 淳和 (著)

医療法人社団永生会南多摩病院総合内科・膠原病内科医長

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2019年4月29日

ページ数 244

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-498-01020-8

印刷版発行年月 2019年5月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498010208

書籍・雑誌概要

臨床において「まだ何もわかっていない」時点でどう考えていくのか.診断名がない局面を『最初の最初』『あとがない』『不明・不定』の3つのフェーズに分け,著者が実際に行なっている思考の一端についての脳内共有を目指す.
読者は本書の内容を不快と感じるか,はたまた興奮を覚えるか,予想はまったくつかない.
しかし,未知の刺激により明日からの臨床に対する思考が変わること間違いなしの革新的書籍である.

目次

目 次

プロローグ

Chapter 1 初診という世界〜最初の最初〜
 Section 0 はじめに
 Section 1 「胸が……」
  「胸が……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「胸が……」の診分け方
  まとめ
 Section 2 「お腹が……」
  「お腹が……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  腹痛の診分け方
  まとめ
 Section 3 「かぜをひきました……」
  「かぜをひきました……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「かぜをひきました……」の診分け方
  まとめ
 Section 4 「体重が減りました……」
  「体重が減りました……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「体重が減りました……」に対する初動
  血液検査後の次の精査
  まとめ
 Section 5 「のどがかわきました……」
  「のどがかわきました……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「のどがかわきました……」の診分け方
  まとめ
 Section 6 「食べられません……」
  「食べられません……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「食べられません……」に対する初動
  非特異性が高いなか,外せない注意すべき疾患
  まとめ
 Section 7 「ふらふらします……」
  「ふらふらします……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「ふらふらします……」に対する初動
  「ふらふらします……」の診分け方
  まとめ
 Section 8 「かぜが治りません……」
  「かぜが治りません……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「先日かぜと言われましたがよくなりません……」に対する初動
  血液検査後の動き
  まとめ
 Section 9 「眠れません……」
  「眠れません……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「眠れません……」の患者へのアプローチの実際
  まとめ
 Section 10 「足がむくみます……」
  「足がむくみます……」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  浮腫の診分け方
  まとめ
 Section 11 flank pain(片側の側腹部痛)
  「flank pain(片側の側腹部痛)」の受診パターン・触れ込みを考える
  「flank pain(片側の側腹部痛)」に対する初動
  「flank pain(片側の側腹部痛)」の診分け方
  まとめ
 Section 12 関節痛
  「関節痛」の受診パターン・触れ込みを考える
  「関節痛」に対する初動
  「関節痛」の診分け方
  まとめ
 Section 13 血小板減少
  「血小板減少」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「血小板減少」に対する初動
  病態別に検討する
  まとめ
 Section 14 リンパ節腫脹
  「リンパ節腫脹」の受診パターン・触れ込みを考える
  「リンパ節腫脹」の診分け方
  まとめ
 Section 15 CK上昇
  「CK上昇」の患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「CK上昇」に対する初動
  疾患を,特異的に検討する
  まとめ
 Section 16 症候群としての心不全
  症候群としての心不全
  心不全の受診パターン・触れ込みを考える
  心不全疑いに対する初動
  症候群としての心不全の診分け方
  まとめ

Chapter 2 「あとがない」のに診断名がない
 Section 0 総論
  「あとがない」場面と臨床診断
  「あとがない」状況下での対応の差
  見えざる相手の黒幕の武器は炎症
  内科医によるダメージコントロール戦略
  ダメージコントロール・ステロイド治療
 Section 1 ステロイドについて
  臨床でのステロイドの一般論
  ステロイドの投与方法
  「あとがない」ときのステロイド〜各病態別のいろいろな適応〜
  「あとがない」の他の意味
  おわりに
 Section 2 疾病ごとの解説に先立って
 Section 3 血球貪食性リンパ組織球症/血球貪食症候群
  疾患概要・プレゼンテーション
  発見契機・認知の仕方・拾い上げ方
  どう「あとがない」のか
  すぐさま何をすべきか
 Section 4  EBV関連 T/NK細胞リンパ増殖症としての慢性活動性EBV感染症
  疾患概要・プレゼンテーション
  発見契機・認知の仕方・拾い上げ方
  どう「あとがない」のか
  すぐさま何をすべきか
 Section 5 節外性 NK/T細胞リンパ腫,鼻型
  疾患概要・プレゼンテーション
  発見契機・認知の仕方・拾い上げ方
  どう「あとがない」のか
  すぐさま何をすべきか
  COLUMN EBV関連 T/NK細胞リンパ増殖症の分類
 Section 6 血管内リンパ腫
  疾患概要・プレゼンテーション
  発見契機・認知の仕方・拾い上げ方
  どう「あとがない」のか
  すぐさま何をすべきか
 Section 7 マクロファージ活性化症候群
  疾患概要・プレゼンテーション
  発見契機・認知の仕方・拾い上げ方
  どう「あとがない」のか,すぐさま何をすべきか
 Section 8 血栓性血小板減少性紫斑病
  疾患概要・プレゼンテーション
  発見契機・認知の仕方・拾い上げ方
  どう「あとがない」のか
  すぐさま何をすべきか
 Section 9 劇症型抗リン脂質抗体症候群
  疾患概要・プレゼンテーション
  発見契機・認知の仕方・拾い上げ方
  どう「あとがない」のか
  すぐさま何をすべきか
 Section 10 内分泌クリーゼ
  疾患概要・プレゼンテーション,発見契機・認知の仕方・拾い上げ方
  どう「あとがない」のか
  すぐさま何をすべきか
 Section 11 原発不明がん
  疾患概要・プレゼンテーション
  発見契機・認知の仕方・拾い上げ方,どう「あとがない」のか,すぐさま何をすべきか
 Section 12 TAFRO症候群
  疾患概要・プレゼンテーション
  発見契機・認知の仕方・拾い上げ方
  どう「あとがない」のか
  すぐさま何をすべきか

Chapter 3 不明・不定をどうするか
 Section 0 総論
  週〜年単位で「あとがない」
  不定愁訴を内科で診る
  医師の怠慢?
  「不定愁訴」という症候になる内科疾患
  本当の不定愁訴との対峙
  不明・不定の患者は治療する
 Section 1 各論の前に あらためて「不明・不定」とは
  疾患の因子
  患者の因子
  医師側の因子
  どこまで精査したものを「不明」とするか
 Section 2 各論に先立って
 Section 3 不明熱 最近のトレンド2018〜19
  QOLを改善させるための不明熱精査
  検査の進歩と普及
  これまでにない炎症病態への理解・認知
  不明熱診療自体の普及と(医師側の)関心の高まり
 Section 4 実践的不明熱診断法 徹底した無駄の排除
  不明熱患者の受診パターン・触れ込みを考える
  「不明熱の初期」を捉えて不明熱の迅速診断をする
  とにかくまず採血をする
  CRP陰性のとき
  CRP陽性のとき
  CRP陽性のときのまとめ:鑑別疾患をrefineするために
  不明熱迅速診断のための道筋
  不明熱診断におけるadvancedな検査
  レイヤー5について
  最後に
 Section 5 不定愁訴治療の前に
  不定愁訴治療の前のチェックリスト
  不定愁訴治療:“読者”をだます叙述トリック
 Section 6  「本当の不定愁訴」の治療の反省とさらなる“仕分け”
  機能性高体温症の治療
  心身症的アプローチの限界
  一番奏効したパターン
  心身症的アプローチが効かなかった理由
  本当の不定愁訴の治療のための,さらなる“仕分け” 〜治せそうな場合,治せそうにない場合〜
  感情と思考の違い
  感情の障害
  思考の障害
  知覚の障害
  心身症の立ち位置
  他の“属性”の併存と複雑化
  不定愁訴治療における治療の難易度・治療反応性予測のためのルール
  「本当の不定愁訴」の治療を難易度順に考える

索引

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