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症例動画から学ぶ

婦人科腹腔鏡手術 合併症対策とその予防

エキスパートからのメッセージ

婦人科腹腔鏡手術 合併症対策とその予防
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筆頭著者 伊熊 健一郎 (編集)

メジカルビュー社

電子版ISBN 978-4-7583-7822-2

電子版発売日 2017年7月3日

ページ数 200

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7583-1742-9

印刷版発行年月 2017年4月

DOI https://doi.org/10.18885/9784758317429

書籍・雑誌概要

本書では,術中に発生する主に手術操作によって生じる偶発合併症を取り上げ解説。術中に起こる偶発合併症の頻度は1%強といわれるが,技術が向上した現在においても減少することなく一定数が発生している。産婦人科領域の腹腔鏡手術のパイオニアである筆者自らが経験した手術合併症を動画とともに公開し,そこから何を学ぶのか,そしてリカバリーの方法,さらには予防法までを十分に解説。産婦人科医必携の書である。
※動画:8本/計106分

目次

I.手術の各段階において発生する合併症の種類とその対策
 1.腹腔進入時,気腹時,閉創時
 ・アプローチ
  基本的なオープン法
  腫瘍が大きな場合のオープン法のバリエーション
  オープン法のPitfall
  VersaStep™を用いた手技・手法
  腹腔鏡手術既往のある症例でのアプローチ
 ・トロカー挿入(第二トロカー以降)と針の出し入れ
  Pitfallとリカバリー法
  ブレードレストロカー挿入と針の出し入れ時の注意点
 ・トロカーの抜去
  12mm径トロカー孔,5mm径トロカー孔への対処
  合併症,PitfallとそのTrouble Shooting
 2.術中操作時
 ・卵巣嚢腫の手術
  卵巣嚢腫に対する手術術式の変遷と新たな概念の導入
  体外法の検証
  Pitfallと対応策
  皮様 腫の手術手技
  著者が考える大きな卵巣 腫に対する新たな概念の手術手技“Hybrid Laparoscopic Cystectomy”
 ・子宮筋腫の手術
  TLMの基本操作:粘膜下筋腫例から
  LAMを進化させたHLMの紹介
  LAMで起きた術後合併症例
  筋腫回収時におけるPitfallと対応策
 ・単純子宮全摘術 ①標準術式と合併症
  子宮全摘除術の変遷
  Total Laparoscopic Hysterectomy(TLH)の現在の手順と手技
  Hybrid Laparoscopic Hysterectomy(HLH):新たな概念の手法の紹介
 ・単純子宮全摘術 ②子宮摘出のPitfallと対応
  術式の分類
  適応の拡大と術式の変遷
  TLHの実際
 ・子宮内膜症による高度な癒着例から:PitfallとTrouble Shooting
  避けては通れない子宮後壁と直腸との癒着剥離例
  直腸損傷とそのリカバリー
  Trouble Shooting

II.合併症の予防対策(安全・確実な手術操作)
 ・効率の良いドライラボでの縫合訓練
  目的
  方法
  お勧めの訓練法
  コメント
 ・技術認定医ビデオ審査について
  日本産科婦人科内視鏡学会技術認定申請方法
  ビデオ審査基準と評価項目
  評価項目の採点のポイント

III.合併症の予防とリスクマネージメント
  腹腔鏡手術における合併症の予防
  合併症が起きてしまったら? そのリスクマネージメント

IV.日本産婦人科内視鏡学会の実技研修会のこれまで
  日本産科婦人科内視鏡学会の実技研修会とは
  実技研修会の特徴
  実技研修会の実際:〜1日目
  実技研修会の実際:〜2日目
  プライマリコースのカリキュラム
  産科婦人科内視鏡学会技術研修会の目指すもの

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