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臨床頭頸部癌学

系統的に頭頸部癌を学ぶために

臨床頭頸部癌学
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筆頭著者 田原 信 (編)

国立がん研究センター東病院部長

その他の著者 林 隆一/秋元哲夫

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-25565-8

電子版発売日 2016年7月25日

ページ数 340

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-25828-4

印刷版発行年月 2016年6月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524258284

書籍・雑誌概要

発生部位や病期によって治療手段が多岐にわたり,発声や咀嚼・嚥下などの重要機能への配慮も必要となる頭頸部癌診療を系統的にまとめた「本邦初の教科書」.総合的な知識が求められる本領域について,疫学・診断・治療の基本から,チームで取り組む合併症予防やケア,専門家注目の最新技術までを網羅.高齢化とともに患者数が増加しているいま,本領域に携わる医師必見の一冊.

目次

【内容目次】
第I章 総論
 1.疫学
 2.分子生物学と発癌機序
  A.頭頸部扁平上皮癌
  B.甲状腺癌
 3.診療ガイドライン
 4.インフォームドコンセントとセカンドオピニオン
第II章 診断
 1.発生部位と症状
 2.病理診断
  A.頭頸部癌
  B.唾液腺癌
  C.甲状腺癌
 3.検査と診断
  A.診断にいたるまでの検査
  B.画像診断
   1)総論
   2)上咽頭
   3)口腔
   4)中咽頭
   5)喉頭・下咽頭
   6)頸部リンパ節転移
  C.内視鏡診断(表在癌含む)
第III章 治療
 1.治療方針決定の手順
 2.外科治療
  A.総論
  B.切除術
   1)口腔
   2)鼻腔・副鼻腔
   3)上咽頭
   4)中咽頭
   5)下咽頭
   6)喉頭
   7)甲状腺
   8)唾液腺
   9)頸部郭清
   10)頭頸部表在癌
   11)聴器
  C.形成・再建術
  D.救済手術
 3.放射線治療
  A.総論
  B.外部照射
  C.小線源治療
  D.化学放射線療法
  E.動注化学療法
  F.内用療法
 4.薬物療法
  A.総論
  B.導入化学療法
  C.緩和的化学療法
  D.分子標的治療薬
  E.緩和ケア
 5.治療の効果判定
 6.QOL評価
 7.急性期の合併症と副作用管理
  A.口腔ケア
  B.外科治療
  C.放射線治療/化学放射線療法
  D.薬物療法
 8.晩期の合併症と副作用管理
  A.外科治療
  B.放射線治療
  C.薬物療法
第IV章 フォローアップとチーム医療
 1.治療後のフォローアップと生活指導
 2.多職種連携
  A.多職種連携の重要性
  B.薬剤師の役割
  C.看護師の役割
   1)皮膚炎管理
   2)嚥下評価
  D.管理栄養士の役割
  E.言語聴覚士の役割
  F.ソーシャルワーカーの役割
第V章 今後の展望
 1.新たなターゲットとバイオマーカー
 2.今後注目される治療法
  A.外科治療
  B.放射線治療
  C.薬物療法
索引