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発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン 改訂第2版

がん薬物療法時の感染対策

発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン 改訂第2版
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筆頭著者 日本臨床腫瘍学会 (編)

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-24563-5

電子版発売日 2017年12月11日

ページ数 96

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-25577-1

印刷版発行年月 2017年10月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524255771

書籍・雑誌概要

日本臨床腫瘍学会編集によるガイドラインの改訂版。日本医療機能評価機構「Minds診療ガイドライン作成の手引き2014」に準拠し全面改訂を行った。発熱性好中球減少症(FN)は、造血器腫瘍・固形腫瘍の薬物療法の副作用として起こる。対応が遅れると致死的な状況に陥ることもあり、がん診療に携わる医師・スタッフは適切な対応を知っておく必要がある。評価、治療、予防の3章に分け、各章「解説(総論)+CQ」という構成で解説。また、FNに限らず、がん薬物療法時の感染症予防、ワクチン接種などの疑問にも答えている。

目次

【内容目次】
[FNが起こった場合の評価]
 《解説》
  1.FNの定義
  2.FN発症のリスク因子
  3.FNの原因微生物
  4.FN患者の初期検査として推奨される検査
 《CQ》
  CQ1 FNが重症化するリスク評価として,MASCC スコアは有用か?
  CQ2 血液培養を行う場合,異なる部位から2セット以上(好気性培養,嫌気性培養各1本を1セットとする)採血することは推奨されるか?
  CQ3 中心静脈カテーテル(CVC)を挿入した患者がFNを起こした場合,CVCと末梢静脈穿刺(PV)からの血液培養は推奨されるか?
[FNの治療]
 《解説》
  1.FNの経験的治療
  2.多剤耐性菌の感染対策
 《CQ》
  CQ4 重症化するリスクが高いFN患者に対して,β-ラクタム薬の単剤治療は推奨されるか?
  CQ5 重症化するリスクが低いFN患者に対して,経口抗菌薬による治療は可能か?
  CQ6 重症化するリスクが低いFN患者に対して,外来治療は可能か?
  CQ7 初期治療で解熱したが好中球減少が持続する場合,抗菌薬の変更・中止は可能か?
  CQ8 初期治療開始後3~4日経過してもFNが持続する場合,全身状態が良好であれば,同一抗菌薬の継続が可能か?
  CQ9 FNを発症した患者に対して,G-CSF投与は推奨されるか?
  CQ10 重症化するリスクが高いFN患者に対して,ガンマグロブリン製剤の投与は推奨されるか?
  CQ11 CVCを挿入した患者がFNを起こした場合,カテーテルの抜去は推奨されるか?
[FNおよびがん薬物療法時に起こる感染症の予防]
 《解説》
  1.がん薬物療法時の環境予防策
  2.がん薬物療法レジメンごとのFN発症率
 《CQ》
  CQ12 がん薬物療法を行う場合,どのような患者に抗菌薬の予防投与が推奨されるか?
  CQ13 がん薬物療法を行う場合,どのような患者にG-CSF 一次予防は推奨されるか?
  CQ14 がん薬物療法を行う場合,どのような患者に抗真菌薬の予防投与は推奨されるか?
  CQ15 がん薬物療法を行う場合,どのような患者にニューモシスチス肺炎(PCP)に対する予防投与は推奨されるか?
  CQ16 がん薬物療法を行う場合(同種造血幹細胞移植は除く),どのような患者に抗ヘルペスウイルス薬の予防投与は推奨されるか?
  CQ17 がん薬物療法を行う場合,B型肝炎のスクリーニングは行うべきか?
  CQ18 がん薬物療法を行う場合,結核のスクリーニングは行うべきか?
  CQ19 がん薬物療法を受けている患者にインフルエンザワクチン接種は推奨されるか?
  CQ20 がん薬物療法を受けている患者に肺炎球菌ワクチン接種は推奨されるか?
索引

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