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結核Up to Date[Web付録つき] 改訂第4版

結核症+非結核性抗酸菌症+肺アスペルギルス症

結核Up to Date[Web付録つき] 改訂第4版
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筆頭著者 四元 秀毅 倉島 篤行 永井 英明 (編)

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-22705-1

電子版発売日 2019年9月9日

ページ数 314

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-524-25265-7

印刷版発行年月 2019年6月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524252657

書籍・雑誌概要

多彩な結核の臨床像を整理し、関連病態として遭遇する機会の多い非結核性抗酸菌症、肺アスペルギルス症についてまとめた好評書、待望の最新改訂版。デラマニドやベダキリンといった耐性結核に対する新薬の登場、LTBI(潜在性結核感染症)について、IGRA(インターフェロン-γ遊離試験)の保険適用、日本結核病学会などによる各種指針など、この領域の著しい進歩を盛り込み、今後の結核診療に一層役立つ内容へUp to Date。付録として掲載写真をweb上で公開。

目次

【内容目次】
第I章 結核症
 1.結核とは何か,結核病学とは何か
 2.日本と世界の結核-その過去・現在と未来
 3.結核の診断はどうするか
  A.どのようなときに結核を疑い,どう診断を進めるか
  B.結核菌検査
  C.感染検査(ツベルクリン反応,インターフェロンγ遊離試験)とは何か
  D.画像検査(所見,診断,分類)
  E.気管支鏡検査
 4.結核の診断がついたらどうするか
  A.外来治療か入院治療か(「入退院基準」)
  B.届け出と必要書類
  C.本人,家族への説明
  D.家族,集団感染への対応(「接触者健診の手引き」より)
 5.結核の治療の基本
  A.標準的な治療
  B.各薬剤の性質と副作用,相互作用
  C.減感作を含む副作用対策
  D.治療の継続とDOTS
  E.潜在性結核感染症(LTBI)
 6.特殊な状態や合併症がある場合の結核の治療
 7.耐性結核の治療と再治療をどうするか
 8.生物学的製剤と結核
 9.delamanid・bedaquiline使用の実際
  A.delamanidの実際
  B.bedaquilineの実際
 10.最近の結核の外科治療
  A.肺結核症の外科治療
  B.結核性膿胸の外科治療
  C.結核患者の麻酔はどうするか
 11.肺外結核はどう診断し,どう治療するか
  A.肺外結核にはどのようなものがあるか
  B.増えている粟粒結核
  C.結核性胸膜炎,膿胸
  D.あなどれないリンパ節結核
  E.ときに致命的となる結核性心膜炎
  F.むずかしい脳・髄膜結核
  G.骨・関節結核の診断と治療-結核性脊椎炎を中心として
 12.院内感染,医療従事者への拡がりをどう防ぐか
 13.肺結核後遺症
  A.肺結核後遺症とは
  B.在宅酸素療法・在宅人工呼吸療法・呼吸リハビリテーション
  C.肺性心とは何か
 14.HIVと結核
 15.結核症学説の進展
 16.分子生物学からみた結核研究の現在
 17.小児結核
 18.外国人の結核
 19.多彩な症例
  A.岡IIB型の胸部X線所見
  B.肺気腫の結核
  C.胸囲結核
  D.リンパ節病変が食道および気管・気管支に穿破した結核
  E.喉頭結核
  F.腸結核
  G.婦人科臓器の結核(胆嚢結核+子宮結核)
  H.脈絡膜の結核性病変を認めた粟粒結核
  I.精巣上体結核
第II章 非結核性抗酸菌症
 1.増えている非結核性抗酸菌症
 2.結節気管支拡張型肺MAC症の病理形態
 3.非結核性抗酸菌症の薬物治療
 4.非結核性抗酸菌症の外科治療とその有効性
 5.比較的まれな菌種の非結核性抗酸菌症
 6.HIVと非結核性抗酸菌症
 7.生物学的製剤と非結核性抗酸菌症
第III章 肺アスペルギルス症
 1.肺アスペルギルス症の発症と進展
 2.慢性肺アスペルギルス症の病理
 3.慢性肺アスペルギルス症の内科治療
 4.肺アスペルギルス症の外科治療の適応とその有効性
 5.アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)
付録 読んでおきたい書籍ガイド
索引