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医学のあゆみ278巻7・8号
不妊治療の現状と課題
医歯薬出版
電子版ISBN
電子版発売日 2021年8月16日
ページ数 70
判型 B5
印刷版ISSN 0039-2359
印刷版発行年月 2021年8月
書籍・雑誌概要
不妊治療の現状と課題
企画:大須賀 穣(東京大学大学院医学系研究科産婦人科学)
・体外受精・胚移植,顕微授精といった生殖補助医療は20世紀終わりから爆発的な普及をみせ,現在では不妊症治療の中心となっている.
・現在,日本では約15人に1人が体外受精で生まれており,一般的な治療といっても過言ではない.しかし,1回当たりの治療で挙児を得るのは20%程度と低く,成功率を上げるための改良が望まれている.
・不妊症は他の疾患と同様にヒトとしての健康を害する疾患として,科学の進歩で克服していく必要がある.本特集により読者の皆様に不妊症治療の現状と課題を理解していただければ幸甚である.
目次
■PGTーA(着床前胚染色体異数性検査)
■子宮内フローラと不妊症
■着床不全と免疫異常
■子宮内膜菲薄化による難治性不妊に対するPRP(多血小板血漿)療法
■胚発育モニタリングの最新技術
■男性不妊治療の現状と課題
■女性患者に対するがん・生殖医療の最新技術
■生殖医療における心理的サポート
TOPICS
【麻酔科学】
麻酔科医としてCOVIDー19患者の飛沫・エアロゾルと闘う
【血液内科学】
慢性骨髄性白血病幹細胞におけるリゾリン脂質代謝
【脳神経外科学】
脳外傷による高次脳機能障害
連載
【この病気,何でしょう? 知っておくべき感染症】
15.肺吸虫症(食歴を尋ねよう)
【いま知っておきたい最新の臨床検査――身近な疾患を先端技術で診断】
14.ウイルス核酸多項目同時検出
【オンラインによる医療者教育】
はじめに
1.LMS(learning management system) を用いた医療者教育――運用に関する10のTipsと今後の可能性
フォーラム
【病院建築への誘い――医療者と病院建築のかかわりを考える】
特別編 ―感染症対策と建築⑤
【子育て中の学会参加】
7.子育てしながらの学会参加が当たり前の時代へ