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医学のあゆみ275巻4号

ポリファーマシー――解消に向けた取り組み

医学のあゆみ275巻4号
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医歯薬出版

電子版ISBN

電子版発売日 2021年1月11日

ページ数 70

判型 B5

印刷版ISSN 0039-2359

印刷版発行年月 2020年10月

書籍・雑誌概要

ポリファーマシー――解消に向けた取り組み
企画:秋下雅弘(東京大学大学院医学系研究科老年病学)

・ポリファーマシー(polypharmacy)の背景にあるのは多病(multimorbidity)と複数医療機関・診療科の利用,つまり疾患ごとの専門医受診である.
・したがって,単純な薬減らしの話ではなく,総合的な視点から病状と生活機能を評価し,関係職種が協働して取り組まなければならない.
・本特集では,厚生労働省による“高齢者の医薬品適正使用の指針”でも取り上げられた病期や療養環境別の考え方,連携のモデルやツールをテーマにしたポリファーマシー解消に向けた最新の取り組みを紹介する.

目次

■ポリファーマシーの課題と対策――Overview……小島太郎
■急性期病院での取り組み――処方適正化チームの役割……溝神文博
■急性期・回復期・慢性期病院での取り組み――急性期ケアミックス型病院でのポリファーマシー対策……仲井培雄
■在宅医療からはじめるポリファーマシー対策……山口潔
■病診薬連携によるポリファーマシー対策……末松文博
■ブラウンバッグ運動を活用した薬局薬剤師のポリファーマシー対応……金澤幸江
■ICTを利用したポリファーマシー対策――うすき石仏ねっとの成果……舛友一洋
■ポリファーマシーとその解消に向けた取り組みの医療経済的側面……浜田将太
TOPICS
【神経精神医学】
てんかんと認知症……吉野相英 
【神経内科学】
パーキンソン病の代謝産物バイオマーカー……斉木臣二 
【癌・腫瘍学】
自律神経ががん組織に分布し,がん進展に影響することを発見――がん神経医療をめざして……神谷厚範 
連載
【再生医療はどこまで進んだか】
17.間葉系幹細胞投与による肝線維化改善,再生誘導効果――基礎研究成果の臨床応用……寺井崇二・土屋淳紀 
【臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学】
10.神経免疫学……内田萌菜・村上正晃 
【バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用】
6.セミから学ぶ抗菌・殺菌材料……伊藤健 
フォーラム
【天才の精神分析――病跡学(パトグラフィ)への誘い】
5.夏目漱石III――非合理的な存在としての人間……高橋正雄 
雑誌特集
今月の雑誌特集
新刊紹介
今月の新刊紹介