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医学のあゆみ275巻12・13号

ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)――臨床応用の展望

医学のあゆみ275巻12・13号
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医歯薬出版

電子版ISBN

電子版発売日 2021年1月11日

ページ数 70

判型 B5

印刷版ISSN 0039-2359

印刷版発行年月 2020年12月

書籍・雑誌概要

ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)――臨床応用の展望
企画:平田雅之(大阪大学大学院医学系研究科脳機能診断再建学共同研究講座,同脳神経外科学,大阪大学国際医工情報センター)
貴島晴彦(大阪大学大学院医学系研究科脳神経外科学,大阪大学国際医工情報センター)

・ブレイン・マシン・インターフェース(brain-machine interface:BMI)とは“脳と機械の間で直接信号をやりとりしてヒトの神経機能を代行,補完する技術”である.
・体内埋込を必要とする侵襲型のBMIはようやく治験が行われつつあるところで,臨床応用には時間がかかっている.企業の参入により,今後の加速が期待されるところである.
・非侵襲型のBMIは体内埋込が不要な分,一足先にリハビリテーション分野での治験が完了し,臨床応用にも目途が立った.

目次

■ブレイン・マシン・インターフェースとニューロリハビリテーション……牛場潤一・岩間清太朗
■非侵襲型BMIによるコミュニケーションと運動の補助……神作憲司
■Decoded Neurofeedbackによる疼痛緩和……栁澤琢史
■視覚脳情報解読の今とこれから……小出(間島) 真子・西本伸志
■侵襲型BMI……海住太郎・鈴木隆文
■網膜電気刺激による視覚再建……不二門尚
■人工神経接続の臨床応用……田添歳樹・他
■ALS患者に対する体内埋込型BMIによる機能再建……平田雅之
TOPICS
【輸血学】
 大量出血を止める!――クリオプレシピテートの臨床的意義……山本晃士
【薬剤学】
 自然界の毒を医療に応用する……船山信次
【脳神経外科学】
 髄膜腫における遺伝子異常……柴尾俊輔
連載
【臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学】
 15.サイトカインと抗サイトカイン療法……原侑紀・他
【バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用】
 11.金ナノ粒子自己組織化カプセルを用いたドラッグデリバリーシステムの開発……三友秀之・居城邦治
速報
 ウィズコロナ時代でも消化器がん検診は必要である……中島滋美・他
フォーラム
【病院建築への誘い――医療者と病院建築のかかわりを考える】
 特別編―感染症対策と建築③……亀谷佳保里
【天才の精神分析――病跡学(パトグラフィ)への誘い】
 9.病跡学は実践に使えないのか?――病跡学を“精神科医の趣味”とお考えの先生方に……佐藤晋爾
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