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jmedmook55 あなたも名医!かかりつけ医のための 「攻める」認知症ガイド

jmedmook55 あなたも名医!かかりつけ医のための 「攻める」認知症ガイド
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筆頭著者 眞鍋 雄太 (編著)

神奈川歯科大学認知症・高齢者総合内科教授/藤田保健衛生大学救急総合内科客員教授

日本医事新報社

電子版ISBN 978-4-7849-6643-1

電子版発売日 2018年5月28日

ページ数 224

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7849-6655-4

印刷版発行年月 2018年4月

DOI https://doi.org/10.24542/9784784966554

書籍・雑誌概要

認知症患者、推計462万人。かつて「専門的な疾患」とされていた認知症は、今や医療者であれば誰でも対応できなければならない“common disease”へと変質しました。
本書はその認知症に関して、今すぐ使える、実践的な知識を盛り込んだ「認知症ガイドブック」です。豊富な画像所見、具体的な症例を交えながら、診断のための検査、原因疾患ごとの特徴や症状別の治療法、さらに認知症の予防や介護、運転免許や成年後見制度などの法律にまつわる事柄まで、第一線で活躍する著名な執筆陣が網羅的に解説しています。エビデンスに基づいて”攻める認知症診療”を実践するための必携テキストです!

目次

第1章 認知症を“識る”

1とんでもない時代がやってきた!-日本の現状と世界

2認知症とは?

3認知症の中核症状

4認知症に伴う行動異常と精神症状

5認知症を診断するために必要な問診・診察手技・検査

6認知症を診断するための神経心理学検査-総論

7認知症を診断するための神経心理検査-外来で使える応用編

8認知症を診断するためのMRI-疾患ごとの読影ポイント

9認知症を診断するためのSPECT/PET-疾患ごとの読影ポイント

10認知症を診断するためのバイオマーカー検査

第2章 認知症を原因疾患別に“識る”

1アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)

2脳血管障害(脳血管性認知症)

3レビー小体病(パーキンソン病,レビー小体型認知症)

4前頭側頭葉変性症

5その他のパーキンソニズムを伴う認知症

6正常圧水頭症

7嗜銀顆粒性認知症,辺縁系神経原線維変化性認知症

8糖尿病,肝性脳症,ビタミンB12欠乏症,甲状腺機能低下症

第3章 認知症の治療を症状別に“識る”

1アセチルコリンエステラーゼ阻害薬-総論,使い分け,切り替え法

2非選択的NMDA受容体遮断薬(メマンチン)-総論,具体的な処方例

3抗パーキンソン病薬-L-dopa製剤を中心に,具体的な処方例

4抑肝散,抑肝散加陳皮半夏-総論,具体的な処方例

5BPSDの治療-総論

6易怒,興奮,暴力行為の治療-アルツハイマー型認知症を中心に

7幻覚の治療-レビー小体型認知症を中心に

8妄想の治療-疾患による違いと成因背景,対応,具体的な処方例

9うつ症状の治療-無為との違い,治療法,精神科へ紹介すべき症例

10睡眠障害の治療-具体的な薬剤選択

11意識明晰度の動揺(日中傾眠),せん妄の治療

第4章 認知症の予防・介護・在宅医療・法律を“識る”

1軽度認知障害-定義,診断基準を中心に“予備軍”を理解する

2サルコペニア,フレイル-認知症予防のための基礎知識

3健康生活-食事・飲酒・運動・睡眠から見る具体的な認知症予防

4口腔ケア-歯と歯周病からみる認知症予防

5BPSDへの対応-具体的な対応・指導例

6認知症患者のリスクマネジメント-ケースでみる具体的な指導

7在宅介護のサポート体制-患者にあった介護環境,具体的な指導法

8介護保険-求められる主治医意見書,内容を具体的に教えます

9介護家族のメンタルケア-かかりつけ医にできること,すべきこと

10認知症に関わる遺伝要因-正しく質問に答えるためのHow to

11在宅医療-概要と連携の実際

12終末期対応-認知症患者のIVH,胃瘻,介護者への説明の仕方

13認知症医療と法律-運転免許証,成年後見制度

索引