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臨牀消化器内科 Vol.37 No.6
内視鏡検査で 大腸癌の見落としゼロを目指して
日本メディカルセンター
電子版ISSN 2433-2488
電子版発売日 2022年5月19日
ページ数 128
判型 B5
印刷版ISSN 0911-601X
印刷版発行年月 2022年5月
書籍・雑誌概要
内視鏡検査で 大腸癌の見落としゼロを目指して
本特集号の背景には、大腸癌および前癌病変の見落とし、見逃しが一定の確率で起こっていることがある。大腸がんスクリーニングの最近の話題、見落し実情から、対策まで、多くの教訓となる症例をご提示いただいた。
目次
巻頭言: /浦岡 俊夫
1.大腸癌の見落としはいつ,どうして起こるのか
(1)大腸 癌はどれだけ見落とされているのか-大腸がんスクリーニングの現状と最近のトピックス/松田 一夫
(2)大腸 内視鏡スクリーニングとサーベイランスガイドラインにおけるポイント-見落としゼロの観点から/斎藤 豊 他
(3)大腸 内視鏡の質を高め,維持するQality Indicater の重要性/今井健一郎 他
(4)PCCRC と適切な大腸内視鏡検査間隔/松田 尚久 他
2.見落とさないための工夫
(1)見落としゼロを目指した前処置法/堀内 英華,玉井 尚人
(2)フードアタッチメントを用いて見落としゼロへ/寺井 毅 他
(3)大腸 内視鏡検査で見落としやすい病変とは-内視鏡検査のポイント(白色光,色素内視鏡を中心に)/岩館 峰雄,佐野 寧 他
(4)NBIによる観察で見落としゼロへ/藤井 隆広
(5)BLI/LCIによる観察で見落としゼロへ/笹部真亜沙,池松 弘朗 他
(6)AI 支援で見落としゼロへ/森 悠一 他
3.見落としゼロに有用か
(1)カプセル内視鏡の立ち位置/壷井 章克,田中 信治 他
(2)大腸 CT 検査の立ち位置/永田 浩一 他
4.見落とし病変と考えられた症例― 症例から学んだこと
(1)観察 不十分による見落とし症例-その要因と対策を考察する/泉 敦子,斎藤 彰一
(2)ポリ ープの経過観察中に,短期間に浸潤癌に至った早期大腸癌の1 例/大津 健聖,久部 高司
(3)病変 が小さかったことが見落とし要因となった症例/原田 馨太
(4)サー ベイランス内視鏡にて進行大腸癌で発見されたPCCRC の2 例/佐藤 義典,清川 博史
見 落とし病変と考えられた症例のまとめ-症例から何を学んだのか/浦岡 俊夫
[新連載]大腸ポリープに挑む 第1 回 大腸ポリープをめぐる諸問題/松田 尚久,堀田 欣一
〔連 載〕胆膵超音波内視鏡の読み方と描出法 第3 回 遠位胆管病変/川﨑 佑輝,肱岡 範