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臨牀消化器内科 Vol.34 No.1
血流障害と消化管疾患
日本メディカルセンター
電子版ISSN 2433-2488
電子版発売日 2018年12月24日
ページ数 120
判型 B5
印刷版ISSN 0911-601X
印刷版発行年月 2018年12月
書籍・雑誌概要
血流障害と消化管疾患
日常の内視鏡検査では,潰瘍性大腸炎やクローン病などIBD 以外の炎症性腸疾患のなかでは,比較的遭遇する頻度の高い疾患である.
血流障害が原因となる疾患は,診断や治療に緊急性を要するものが多く,早期診断が重要である.一方で時間を経過すると狭窄をきたしQOL を損なうものも含まれている.同じ血流障害を原因とする疾患の臨床像は多彩である.
目次
巻頭言/平田 一郎
1.血流障害と消化管疾患の疾患概念/大川 清孝 他
2.虚血性腸病変
(1)虚血性大腸炎/小林 広幸 他
(2)虚血性小腸炎/梅野 淳嗣 他
(3)閉塞性大腸炎/園田 洋史 他
(4)非閉塞性腸管虚血症(NOMI)/勅使河原勝伸 他
(5)上腸間膜動脈(SMA)塞栓症/血栓症/高橋 哲也 他
(6)腸間膜静脈硬化症/久部 高司 他
3.血管炎
(1)IgA 血管炎による消化管病変/岡田圭次郎 他
(2)血流障害を伴う膠原病と消化管病変/松本 啓志 他
4.その他
(1)宿便性潰瘍/長坂 光夫 他
(2)放射線性腸炎/池之山洋平,千野 晶子 他
(3)アミロイドーシス/蔵原 晃一 他
(4)IBD と血流障害/猿田 雅之