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臨牀消化器内科Vol.33 No.1

特集 NASH 2018

臨牀消化器内科Vol.33 No.1
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日本メディカルセンター

電子版ISSN 2433-2488

電子版発売日 2018年2月12日

ページ数 138

判型 B5

印刷版ISSN 0911-601X

印刷版発行年月 2017年12月

書籍・雑誌概要

特集 NASH 2018
 C型肝炎による肝癌は減少しているが、HBVもHCVもいない肝癌、「非B非C型肝癌」が、実は、増加を続けている。その実数は、この20年間で5倍以上である。その主体はNASHという代謝性の肝疾患である。すなわち、HBVやHCVによる「外因性の肝疾患」に代わって、「内因性の肝疾患」で命を落とす時代に入ったのである。

目次

特 集/NASH2018
巻頭言―これからの肝臓病診療とNASH 小池 和彦     7
1 .NASH・NAFLDの疫学 川口  巧 他   9
2 .NASH の診断―アルゴリズムと問題点 杉本 和史,竹井 謙之     17
3 .NASH の病理所見 全 陽     25
4 .NASH・NAFLD の画像による評価 小林奈津子,飯島 尋子 他   31
5 .NASH 診断のバイオマーカー 角田 圭雄 他   37
6 .糖尿病とNASH・NAFLD 添田光太郎,植木浩二郎     45
7 .NASH の遺伝的素因 岡上 武     53
8 .NASH と腸内細菌 谷合麻紀子     61
9 .NASH の動物モデル―病態よりみた妥当性と問題点 汐田 剛史     67
10.NASH における肝癌発生の実態 伊藤 義人 他   77
11.NASH の治療はどこまで進歩したか
(1)栄養・運動療法による成果 松浦 文三     85
(2)抗酸化薬による治療 池嶋 健一     93
(3)糖尿病治療薬による治療 中牟田 誠    101
(4)NASH 線維化に対する薬剤治療の試み 赤羽たけみ,吉治仁志  107
(5)世界で開発中のNASH治療薬 荒瀬 康司 他  113
〔連 載〕〔新連載〕Dr.平澤の上部消化管内視鏡教室―この症例にチャレンジしてください
SMT 様の病変 平澤 俊明 他  119
内視鏡の読み方
 終末回腸に多発する潰瘍・狭窄により再発性腸閉塞をきたした回腸結核の1例 鈴木 将大,貝瀬  満 他  124
検査値の読み方
 自己免疫性肝炎における自己抗体―抗平滑筋抗体測定の意義について 水田 敏彦 他  129
薬の知識
 クローン病治療薬ブデソニド(ゼンタコート®) 鈴木 康夫    134